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『NARUTO -ナルト-』の物語において、圧倒的な強さと底知れない恐怖で読者に大きな衝撃を与えた敵キャラクターが「ペイン六道」です。
ペイン六道は、秘密組織「暁(あかつき)」のリーダーとして君臨し、伝説の三忍の一人である自来也を倒し、うずまきナルトたちの住む木ノ葉隠れの里を瞬時に壊滅させるほどの神がかり的な力を発揮しました。
ペイン六道のメンバーが持つそれぞれの驚異的な能力や、名前の意味、そして操られている死体の正体と真の目的について解説します。
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NARUTOペイン六道メンバー&能力まとめ!
『NARUTO -ナルト-』の作中に登場するペイン六道メンバーは、長門が輪廻眼で操る死体で、すべての個体が最強の瞳術である「輪廻眼」を持っています。
ペイン六道メンバーは、6体それぞれの視界がチャクラを通じて全員が同じ視野で共有しているため、死角からの攻撃が一切通用しないという無敵の連携を誇るのが特徴です。
ペイン六道メンバーの具体的な特徴と固有の能力を、6つの体に分けて分かりやすく一覧でご紹介します。
| 名前 | 生前の人物 | 主な能力 |
|---|---|---|
| 天道 | 弥彦 | 万象天引・神羅天征・SPIRAL(重力操縦) |
| 修羅道 | 雨隠れの男 | 遠距離砲撃・武器変形 |
| 人間道 | 滝隠れの里の男 | 記憶・魂の読み込み・即死 |
| 畜生道 | 風魔一族の男 → 後に女性の個体に変わっている | 口寄せ・召喚獣 |
| 餓鬼道 | 草隠れの里の男 | 一切の術を吸収・チャクラ吸収 |
| 地獄道 | 辻説法をしていた男 | 尋問・回復・閻魔大王を口寄せ |
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ペイン六道①天道(てんどう)
ペイン六道メンバーの「天道」は暁の創設者である弥彦で、長門の弥彦への想いからペイン六道メンバーのリーダー格として存在しています。

天道が操る能力は、「引力と斥力(物質を押し弾く力)を自在にコントロールする力」となっています。
天道が使用する代表的な術の具体例は、以下の通りです。
- 神羅天征(しんらてんせい)
天道を中心に、周囲のあらゆる物体や敵の忍術を強力に弾き飛ばす絶対的な防御兼攻撃の技 - 万象天引(ばんしょうてんいん)
離れた場所にいる敵や物体を、強力な磁石のように天道の手元へと強制的に引き寄せる技 - 地爆天星(ちばくてんせい)
天空に強力な引力を持つ黒い球体を作り出し、大地の岩や山、さらには敵の体をも吸い上げて巨大な星の塊に封印する最大奥義
「天道」の能力は神羅天征のチャクラ出力を最大にすることで、木ノ葉隠れの里全体を一瞬で消し去るほどの恐ろしい破壊力を持っています。
ただし、一度神羅天征や万象天引を使用すると、次の術を放つまでに最低5秒間のインターバルが生じるという明確な弱点が存在します。
ペイン六道②修羅道(しゅらどう)
ペイン六道メンバーの「修羅道」はメンバーの中で肉弾戦や遠距離からの重砲撃に特化した、まるでロボットのような個体です。

修羅道が持つ能力は、「自分のチャクラを機械的な近代兵器へと変化させ、肉体をサイボーグ化して戦う力」となっています。
修羅道が作中で見せた驚きの戦闘方法の具体例を挙げます。
- 怪腕火矢(かいわんのひや)
自分の腕をロケットパンチのように切り離して飛ばし、遠くの敵を爆破する技 - 全身の兵器化
頭部を展開して超高出力のレーザー砲を放ったり、背中や腕から無数の追尾ミサイルを大量に発射する - 異形の肉体変化
服の下からさらに4本の腕を増やして6本腕になり、尾の生えたような姿に変形して驚異的なパワーの体術を繰り出す
修羅道は忍者の常識を超えた近代的なメカの体を持っているため、不意打ちを受けても簡単には機能停止しない頑丈さを誇ります。
ペイン六道③人間道(にんげんどう)
ペイン六道メンバーの「人間道」はメンバーの中で主に情報収集や暗殺の役割を担う、不気味な隠密個体です。

人間道が操る能力は、「敵の頭に手をかざすだけで記憶を瞬時に読み取り、そのまま魂を抜き去る力」となっています。
人間道の持つ恐ろしい特徴は、以下の2点です。
- 瞬時の記憶解読
拷問や幻術を何時間もかけなくても、敵の脳内にある秘密情報を一瞬で全てハッキングして長門に伝達可能 - 防ぎようのない即死技
人間道に頭や胸を掴まれた敵は、チャクラとともに魂を肉体から完全に引き剥がされ、抵抗する間もなく命を落とす
人間道は戦場を混乱させるだけでなく、木ノ葉隠れの里に侵入した際にも、うずまきナルトの居場所を突き止めるために多くの忍者から魂を奪いました。
ペイン六道④畜生道(ちくしょうどう)
ペイン六道メンバーの「畜生道」はメンバーの中で戦況をコントロールする召喚士の役割を持った個体です。

畜生道が持つ能力は、「血液を用いた契約や複雑な印を結ぶことなく、輪廻眼を宿した様々な巨大怪獣を無制限に呼び出す口寄せの術」となっています。
畜生道が呼び出す、特殊な口寄せ獣の具体例は以下の通りです。
- 多数の召喚獣を口寄せ
fox(九尾)、鶴(二尾)、犬(四つ足の獣)、亀(防御獣)などを口寄せ
畜生道は動物だけでなく、他のペイン六道メンバーや仲間である小南を自分の元へ瞬時に口寄せして陣形を整えることもできるため、非常に厄介な存在です。
ペイン六道⑤餓鬼道(がきどう)
ペイン六道メンバーの「餓鬼道」はメンバーの中で攻撃を全て無効化する、最強の盾の役割を持った個体です。

餓鬼道が持つ能力は、「敵が放つあらゆる忍術やチャクラを、底なしの胃袋のように全て吸い取って消し去る力」となっています。
餓鬼道が活躍する具体的な防御術は、以下の通りです。
- 封術吸印(ふうじゅつきゅういん)
自分の周囲にチャクラのバリアを張り、自来也の強力な火遁や、ナルトの「螺旋連丸」などの術を完全に吸収 - 敵のチャクラの直接吸収
敵の体に直接組み付き、相手の体内のエネルギーを直接奪い取って弱らせることも可能
どれほど広範囲で高威力の忍術であっても、餓鬼道の前では全て無駄なエネルギーとなってしまいます。
ただし、うずまきナルトが使用する「仙人モード」の自然エネルギーを限界以上に吸いすぎると、制御を失ってガマの石像に変化してしまうという、自業自得な弱点も持っています。
ペイン六道⑥地獄道(じごくどう)
ペイン六道メンバーの「地獄道」はメンバーの戦線を支える、究極の回復役(メディック)の個体です。

地獄道が操る能力は、「冥府の王(めいふのおう)と呼ばれる巨大な像を口寄せし、敵の嘘を裁き、傷ついた味方を完全に再生する力」となっています。
地獄道が持つ2つの主要な技の仕組みは以下の通りです。
- 嘘の看破と即死の裁き
敵の首を掴むことで冥府の王を呼び出し、相手が嘘をつくと、冥府の王の口から出た手が敵の魂を掴み取って食べてしまう - ペイン六道メンバーの完全蘇生
破壊されて動かなくなった修羅道や餓鬼道などの死体を冥府の王の口の中に入れることで、一瞬で無傷の完璧な状態へと修復・復活可能
地獄道が生き残っている限り、他のペイン六道メンバーを何体倒しても無限に復活してしまいます。
そのため、ペイン六道メンバーと戦う際には、この地獄道を真っ先に倒さなければ勝利することは不可能であるという最重要個体です。
NARUTOペイン六道の名前の意味は?
ペイン六道メンバーに名付けられた「天道」「修羅道」「人間道」「畜生道」「餓鬼道」「地獄道」という名称には、とても深い宗教的な意味が込められています。
ペイン六道メンバーの名前の意味は、仏教の「六道輪廻」に由来し、人が生まれ変わると考えられている6つの世界「天道・修羅道・人間道・畜生道・餓鬼道・地獄道」を指してういます。
仏教の六道輪廻とは、「人間を含めたすべての生き物は、死んだあとに生前の行いや業(カルマ)の良し悪しによって、6つの不完全な世界を何度も生まれ変わりながら、ぐるぐるとループし続ける」という考え方を指します。
世界が持つ特徴や苦しみの意味を、それぞれのペインの固有能力に連動させているのです。
| 名前 | 意味 |
|---|---|
| 天道 | 苦しみが最も少なく、神のような高い次元の世界 |
| 修羅道 | 怒りと闘争が絶えず、戦うことだけを目的とする地獄のような世界 |
| 人間道 | 知恵や思考、迷いを持つ人間の世界 |
| 畜生道 | 知恵がなく本能だけで生きる動物たちの世界 |
| 餓鬼道 | どれだけ食べても飢えと渇きが満たされない鬼の世界 |
| 地獄道 | 閻魔大王が嘘を見破り、罪人を拷問にかける最悪の世界 |
なぜ長門は「六道」の名をつけた?
ペイン本体である長門が、操る死体たちにわざわざ「六道」という宗教的な名前をつけた理由は、「戦争と痛みが無限にループするこの地獄のような世界(六道輪廻)を終わらせる」という、歪んだ救済の強い決意が込められているからです。
長門は幼少期の頃に第2次忍界大戦によって両親を木ノ葉隠れの里の忍者に殺され、さらに、世界の平和を心から願って結成した組織のリーダーであり、最愛の親友であった弥彦を大国の陰謀によって失いました。
何度も大切な人を奪われる絶望を経験した長門は、「この忍の世界は憎しみと痛みの連鎖が永遠に回り続ける地獄そのものだ」と確信します。
長門は、普通の話し合いやキレイ事では人間は決して分かり合えないと悟り、世界中のすべての戦火と悲しみの象徴として、自らを「ペイン(痛み)」と名乗ることに決めます。
そして、自分が世界の神(調停者)となり、六道の名前を冠した6体の代弁者(ペイン六道メンバー)を使って世界に圧倒的な恐怖を与えることで、痛みの連鎖という呪われた輪廻を無理やり力で停止させようと考えたのです。
NARUTOペイン六道の正体と目的は?
無敵の強さを誇るペイン六道メンバーですが、ストーリーが進むにつれて驚天動地の真実が明かされました。
ペインの正体は「体中に刺さった黒い杭(チャクラ受信機)を介して、影から遠隔操作されている6体の死体」で、ペインの正体は雨隠れの里の孤児であった長門です。

長門は過去の激戦によって足が不自由になり、自力で歩くことができないため、特殊な車椅子の機械に身を委ねながら、6体の遺体を同時にコントロールして最前線で戦わせていたのです。
ペイン六道の目的は?尾獣を集める理由は?
ペイン六道メンバーを率いる「暁」が、うずまきナルトの中に封印されている九尾をはじめ、世界中に存在する9体の「尾獣(びじゅう)」を躍起になって狩り集めているのには、世界を恐怖で支配するための壮大な計画があったからです。
長門が尾獣を集める真の理由は「9体の尾獣のチャクラを全て一つに融合させ、一瞬で大国を消滅させることができる、人類史上最悪の禁術兵器(大量破壊兵器)を完成させるため」でした。
長門は尾獣の兵器を使った恐怖政治を行うことで平和を維持しようと考えていました。
長門が尾獣を集める目的は「尾獣兵器による恐怖の平和システム」で、うちはオビトやマダラが計画していた「無限月読(月の眼計画)」の本質は一切知らず、結果的に利用されていただけに過ぎません。
ペイン全員が自来也に関係しているのはなぜ?
自来也はペイン六道メンバーと命がけで戦った際、相手の顔を見て「どこかで見たことがある」と強い違和感を抱き、命と引き換えにペインの正体の謎を解き明かしました。
不思議なことに、ペイン六道メンバーとして操られている6体の死体は「生前に自来也が世界中を旅していた時に、偶然出会ったことがある忍者たちの遺体」だったのです。
ペイン六道のメンバー全員が自来也と会ったことがあるメンバーだったのは、長門の「自来也に対するメッセージ」であると考えられます。

そのため、自来也は最後の力を振り絞り「本物はここにはいない」という暗号をガマの仙人の背中に刻み、命と引き換えにナルトへ希望を繋ぐことができたのです。
全員が「乱世の縮図」として自来也と出会っていた
自来也は若い頃から「世界から争いをなくす方法」を探すため、忍の国々をあちこち旅(放浪)していました。
その旅の途中で出会ったのがのちにペインの素体となる忍者たちで、彼らは全員、それぞれの里で「戦争の被害者」だったり、「乱世に絶望した人たち」でした。
自来也は彼らと対話することで、「どうすればこの世界の憎しみの連鎖を止められるのか」を深く考えるようになり、自来也の思想を形作った「旅の記憶そのもの」だったのです。
長門の「自来也への痛烈なメッセージ」
自来也は雨が隠れの里の孤児として生きていた長門たちと出会い、この世を生き抜くために忍術などを教えていたため、長門は自来也の元弟子です。
自来也から「人はいつか分かり合える」という平和の理想を教え込まれて育ちますが、リーダーである弥彦を理不尽な陰謀で失い、長門は「きれいごとでは世界は救えない。圧倒的な痛み(恐怖)で支配するしかない」と自来也の思想とは真逆の暗黒面に落ちてしまいます。
そして、長門は「先生(自来也)が旅先で見届けてきた『救えなかった乱世の被害者たち』を集め、神のパーツ(ペイン)として利用し、先生に現実の『痛み』を突き付けてやる」という考えがうまれたのです。
あえて自来也が会ったことのある遺体ばかりを選んでペインにしたのは、自来也の「理想論」を否定し、現実の痛みを突きつけるための、長門なりの痛烈な当てつけだったのです。
まとめ
『NARUTO -ナルト-』の物語の中で、神の如き圧倒的な強さと深い悲しみを見せたペイン六道メンバーの能力や名前の意味、そして正体と目的について詳しくお届けしました。
うずまきナルトとの激しい死闘の末、長門はナルトの中に宿る「決して諦めない、本当の平和を信じる心」に心を動かされ、自分の間違いを認めました。
最後は、自分が木ノ葉隠れの里で殺してしまった多くの忍者たちの命を、自らの禁術「外道・輪廻天生の術(げどう・りんねてんせいのじゅつ)」を使って生き返らせ、自分の全てのチャクラを使い果たして笑顔で死亡します。
ペイン六道メンバーとしての戦いは非常に恐ろしい事件でしたが、長門が遺した平和への切実な願いと痛みの教訓は、のちにナルトが忍の世界を一つにまとめるための大きな道標となったのです。



