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カナヘビ卵の孵化を待ちわびるなか時折、卵がなかなか孵化しないという問題にぶち当たることもあります。
そんなとき、「無精卵」という言葉を聞くことがあるかもしれません。
カナヘビの飼育において、繫殖行動から産卵、そして卵を孵化させることは一大イベントです。
卵からなかなか孵化しないので「無精卵」かもしれないと悩まれている方、無精卵がなぜできるのかと疑問を抱いている方に読んでもらいたい記事です。
この記事では、カナヘビの卵が無精卵であった場合の原因と、飼育者としてできる対策などについて解説します。
カナヘビの卵が孵化しないは無精卵?
カナヘビは一度に複数の卵を産卵し、産卵から約30日~45日程度で孵化しますが、なかには受精卵ではない無精卵の卵を産むことが稀にあります。
無精卵とは、卵自体は存在するが内部に胚が作られず、孵化しない卵のことです。
無精卵の卵は、受精卵と見た目が変わらない卵も多く、産み落とされた時点では無精卵かどうかわからないことも多いです。
カナヘビの卵が無精卵か確認する方法は?
カナヘビの卵が無精卵かどうかを確認する方法は、キャンドリングを行うことです。
産卵から20日から30日経った頃にライトをあてて卵を透かし、個体が成長しているか確認する方法で無精卵かどうかわかります。
卵を透かしてみても個体の黒い影が見えない場合は、無精卵もしくは成長できなかった卵であることがわかります。
カナヘビの卵は無精卵でも大きくなる?
カナヘビの無精卵の卵でも、受精卵の卵と同様に水分を吸収して大きくなります。
しかし、カナヘビの無精卵の卵は大きくなったとしても、産卵から20日から30日後ぐらいで卵の大きさがストップします。
無精卵の卵は、受精卵よりも小さく色も少し黄みがかった色で受精卵の卵と違うことが徐々にわかります。
下記の写真は、筆者宅で7月1日に産卵した3つの卵を7月31日に撮影したものです。

見比べるとわかるように、1つの卵が黄みがかっており、上部左右の卵は翌日の8月1日に孵化しています。
カビが生えたりしぼんだりする様子がなかったため、水分を与えながらしばらく様子をみることにしましたが徐々に変化が起こりました。
下記の写真は、8月8日に撮影したものです。
卵の表面がボコボコとなり、少しずつ水分が抜けているようでしぼんでしまいました。

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カナヘビの卵が無精卵になる原因は?
カナヘビの卵が無精卵になる原因はいくつか考えられることがあります。
- カナヘビの飼育環境やストレスの問題
- カナヘビの卵の飼育環境
- 受精卵の発育不足
カナヘビの飼育環境やストレスの問題
カナヘビを適切な飼育環境で管理していないと、受精や卵の発育に影響を及ぼす可能性があります。
適切な温度、湿度、食事などが確保されているか確認することが重要です。
カナヘビがストレスを感じたり、環境が急激に変化したりすると、受精や卵の発育に影響を与えて卵が育たない可能性があります。
カナヘビのストレスが長期間続くと、無精卵のリスクが高まることがあります。
カナヘビの卵の飼育環境
カナヘビが産卵した卵の飼育環境が悪い場合は、卵が育つことなく卵の成長が止まってしまう可能性があります。
有精卵で産卵したにもかかわらず、卵の飼育環境が悪いとうまく育つことができずに、無精卵と同じ結果となってしまいます。
受精卵の発育不足
カナヘビの無精卵のよくある原因は、受精卵の成長が途中で止まってしまった場合です。
うまく受精しなかった卵には、胚が形成されず孵化することはありません。
カナヘビの卵が無精卵にならないための対策は?
カナヘビは複数回にわけて産卵し、産卵した卵すべてが孵化することもあれば、無精卵で孵化しなかったというケースもあります。
無精卵ができないようにすることは物理的に難しいですが、考えられる原因を考慮すれば無精卵を産卵する可能性は下がります。
飼育者としてできる対策をいくつか挙げてみましょう。
飼育環境を見直す
カナヘビが産卵した卵を孵化させるためには、適切な飼育環境が不可欠です。
これは、カナヘビの個体と卵、どちらにも言えることですが、飼育環境が悪いと無精卵を産卵してしまったり、卵が成長しないなどの問題が生じます。
カナヘビの個体は25度から30度で管理し日光を毎日浴びさせることや、ゲージを定期的に掃除をすることが重要です。
カナヘビが健康で生活できるように飼育環境を整え、カナヘビの様子をこまめに確認するようにしましょう。
カナヘビの卵は、カナヘビの個体とは別で管理し、25度から30度の日光のあたらない湿度を保てる場所で管理します。
カナヘビの卵は水分を吸収して、卵の中で成長するため水分と湿気が重要となります。
卵は上下逆さまにしてはいけない?
産み落とされた卵はしばらくすると、卵の中で胚が作られ成長していきます。
この胚が作られたのちに、卵の上下を逆さまにしてしまうと卵の中で成長できなくなってしまいます。
産み落とされた段階では無精卵かどうかはわかりませんが、カナヘビの個体とは別々で管理し上下を逆さまにしないように管理する必要があります。
栄養バランスのいい餌とストレス軽減
カナヘビの雌雄ともに健康な状態を維持するために、バランスの取れた栄養摂取が必要です。
様々な餌を与えてバランス良く食べさせ、カルシウムパウダーでカルシウムを摂取させたりすることも大切です。
また、ストレスを軽減するためにゲージ内には雄雌のペアだけ、もしくは1匹ずつで管理するようにしましょう。
多頭飼いをすることで体の小さなカナヘビが萎縮してしまったり、性格的に臆病な子は餌を満足に食べられないなどストレスになる可能性があるためです。
相性の良いカナヘビをペアにする
カナヘビ同士でも相性の良し悪しはあります。
相性の悪い2匹が一緒にいてもうまく受精しないケースや、繫殖行動ができずに喧嘩になってしまう可能性もあります。
また、1匹の雌に対して複数の雄を一緒のゲージに入れてしまうと、雌の取り合いで喧嘩になったり、繫殖行動ができないこともあるため、雄雌それぞれ1匹ずつのペアで管理するほうがいいでしょう。
複数の雄雌がいる場合は、何日かにわけてカナヘビを入れ替えて相性の良さそうなペアを探してみるのもおすすめです。
まとめ
カナヘビの卵が無精卵であった場合の原因と対策について解説しました。
カナヘビの卵が無精卵で産卵されてしまうことは、様々な要因によって引き起こされる可能性があります。
愛するカナヘビたちの健康な成長のために、これらの要因を考慮して飼育に取り組みましょう。

